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「暮らしの窓とは」

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マンションでステキな暮らしを楽しむ住人十色

朝から夜まで一日中美しい眺望とインテリアセンスが映える心地いいタワーマンションライフ。

整理収納アドバイザーとしてご活躍の小垰千尋さんのお住まいは眺望にも利便性にも恵まれたタワーマンション。
「オールシーズン、朝から夜まで眺めがいいんです」とおっしゃる小垰さんに、日々の暮らしや整理収納のコツやアイデアなどについて伺いました。

立地、眺望、管理、
間取り、
想像していた
以上に快適です

リビングに入ると抜群の眺望が目の前に広がる、開放感いっぱいのお宅にお住まいなのは、整理収納アドバイザーの小垰千尋さん。「ここに住んで7年になるでしょうか。家探しの条件は、まず主人が経営している会社に近いことだったので、会社に近いエリアから順に探していきました。このマンション内でもいくつかお部屋を見たんですけど、ここが一番広くて使いやすい間取りだったので決めました」

街のシンボルタワーともいえる存在感のタワーマンションは、住み心地もいいそうで、「コンシェルジュさんもいますし、売店やクリーニング店もあるし、何より季節や時間帯を問わず、いつでも眺めがいいところが気に入っています。それに息子の小学校がとても近いんです。マンション内に息子の同年代のお友達も多くて、一緒に登下校もできますし、たとえば雨の日でも同じマンション内だと濡れずに遊びに行けるので安心です」

息子さんはママが大好きなのだそうで、「私の宝物は、リビングの壁に飾った息子の絵。ハートをたくさん描いてくれて、あまりのうれしさに飾っています」

整理収納のポイントや
インテリア3つの法則のこと

愛あふれる絵ももちろんですが、インテリアのセンスはさすが。真似したくなるようなアイデアもいっぱいです。たとえばL字に置かれたソファは、シングルベッド(脚付きマット)を2つ置いた物だそう。「私の家には『無印良品』の物が多いんですけど、リビングのソファも無印のシングルベッドです。少し前までは1つでしたが、使ってなかった物を出して、L字に配置しました。背もたれやクッションも無印のオプションです」

収納に関しても「無印良品」のアイテムが多いそうで、「無印のいい点は、規格が変わらないので揃えやすくて。収納のコツというかすっきり見せるポイントは、面を揃えることと枠を作ってあげること。たとえば棚に本を並べる際は、凸凹させないようにします。枠を作るというのは、額縁効果です。枠の中に納めるとすっきり見えます。今思えば私が整理収納をおもしろいと最初に思ったのは、高校生の頃に買ってもらったカラーボックスがきっかけ。四角の中に四角い物を収めることが何だかすごく楽しくて・・・・・・」
その他にも
「住所を決めてあげること。つまり、しまう場所を決めてシールを貼っておけば息子もちゃんとそこへ戻してくれます」

3つの法則というのもあるそうで、「インテリアにしても収納ボックスにしても同じ物を3つ並べるとすっきり見えますよ」とおっしゃる通り、小垰さんのお住まいを見渡すと、3つ並べてある物が多いことに気が付きます。

①リビングから眺めたダイニングとキッチン。整理収納のプロだけあってすっきりした印象です。
②天気がいいと富士山も見える恵まれた眺望。よく写真も撮るそうです。
③電子ピアノの周りは息子さんのお稽古ごとアイテムを収納。
④息子さんからのハートの贈り物。額縁の上の数字は出生時の体重だそう。

雑誌のアンバサダーは
とても刺激になって
います

小垰さんが整理収納アドバイザーになったきっかけとは何だったのでしょうか?「テレビでコジマジックさんっていう芸人さんが片付けアドバイスをしているのを見て、こういう仕事もあるんだ、って興味を持ちまして、それで資格を取りました。2019年に1級を取ってから家事サポートに登録して、実際にいろいろなお宅に整理収納アドバイザーとして伺いました。一見、どこも改善する必要はないわ、って思っても、全部出してみると何かしら問題が見つかるものですね。最近は新型コロナウイルスの影響もあるので以前よりは個人宅に伺う機会は減りましたけれど、雑誌『Mart』のアンバサダーの活動で、わりと忙しくしています」

アンバサダーとは雑誌の読者に向けて役立つ情報を発信する読者代表のことだそうで、アンバサダーになったきっかけは、小垰さんのSNSだったそうです。「私のインスタグラムを見たライターさんが連絡をくれまして、それからいろいろな企画にお声をかけていただくようになりました。専業主婦だった頃は人に見られるっていうことがほぼ無かったので、アンバサダーとしての活動はすごく刺激になっています」

シニア層の整理収納の
お手伝いがしたいんです

『Mart』では、引っ掛け収納が話題に。
「とにかく床に物を置くのが嫌いなんで、何かと引っ掛けたくなっちゃって、いたるところにフックを付けています。たとえばリビングの扉の脇につけたフックには、出かけるときに持っていく物を下げておけば忘れません。キッチンのシンクの上にも水切りザルやミニまな板を引っ掛けておけるようにしています」

これからチャレンジしてみたいことは?
「今は、整理収納アドバイスの対象が、子育て世代の方がほとんどなのですが、これからは父や母の年代の方の片付けもお手伝いしたいですね。『終活』も大事ですけど、そういうことよりは、もっと暮らしやすくするお手伝いができればと思っています」

最後に、小垰さんにとって理想の家について伺ってみたところ、
「リラックスできる場所」と即答くださった通りに、ご家族一人ひとりの目線になり、それぞれの居心地のよさを考えて取り入れている素敵なお住まいでした。

MANSION DATA

間取り:3LDK
延床面積:81㎡
築年数:14年
JRと私鉄が交差する、都心にも近い人気タウンに建つタワーマンション。再開発された駅前は商業施設も充実。マンションの敷地内には大きな公園もあり子育てにも適した環境です。

PROFILE

整理収納アドバイザー

小垰 千尋さん(こだお ちひろ)

’78年生まれ、整理収納アドバイザー1級。雑誌『Mart』(光文社)アンバサダーとして読者の生活に役立つ情報を提案中。「Mart」で提案した引っ掛け収納は大好評。「整理収納について、苦手意識のある方にも、楽しくわかりやすく伝わればいいな」がモットー。小学生男児のママとして子育てエンジョイ中。

リビング隣の個室は子ども部屋として主に息子さんの物が置かれています。今はパパと一緒にゴルフに夢中だそうで、打ちっぱなしの練習場に行くことも。そんなとき小垰さんは、のんびりショッピングなどをしながら別行動を楽しんでいるのだとか。

玄関にもたくさんのフックがあり、帽子やバッグが掛けられています。外出するときに持っていく物を下げておけば忘れ物防止にも役立ちます。

キッチンではよく使う物を手前に置くようにするといいそうです。引き出しにはシールが貼られていて、中身がわかるように工夫されています。

散らかりがちな小物もすっきりと。ここでもやはり引き出しにはシールが貼られています。

「デザイン重視で買いました」というドラム型洗濯機のまわりもきちんと整理されています。家の中のあちらこちらで「無印良品」のアイテムが大活躍。

zoom - up

整理収納アドバイザーとして活動なさっている小垰さん。家事サポートサービスに登録し、個人宅に訪問することも。一方、整理収納アドバイザーの知識や感覚を活かして、雑誌『Mart』のアンバサダーとして誌面づくりのお手伝いも。特に引っ掛け収納(写真右上)が人気だったそうです。インテリアのアイデア「3つ並べるとすっきり見える」法則もご自宅で実践(写真右中と下)。枠に入れる額縁収納の一例もご紹介くださいました(写真真ん中)。整理収納アイデア、ぜひ参考になさってください。

MANSION DATA

間取り:3LDK
延床面積:81㎡
築年数:14年
JRと私鉄が交差する、都心にも近い人気タウンに建つタワーマンション。再開発された駅前は商業施設も充実。マンションの敷地内には大きな公園もあり子育てにも適した環境です。

PROFILE

整理収納アドバイザー

小垰 千尋さん(こおだ ちひろ)

’78年生まれ、整理収納アドバイザー1級。雑誌『Mart』(光文社)アンバサダーとして読者の生活に役立つ情報を提案中。「Mart」で提案した引っ掛け収納は大好評。「整理収納について、苦手意識のある方にも、楽しくわかりやすく伝わればいいな」がモットー。小学生男児のママとして子育てエンジョイ中。