「暮らしの窓とは」
マンションのライフスタイルを彩る
様々な情報をお届けします。
旬彩レシピ
味や旨味、保存性、からだにいい効果などが
高まるといわれている発酵食品のアレンジレシピをご紹介。
ぜひお試しを!
「煉り粕」より手に入りやすい「板粕」を使ったクリームシチュー。チキン以外でもえび、ソーセージ、じゃがいも、きのこなどお好みの具材でアレンジも可能。
お子さんでも食べられるやさしい味わいです。
・鶏もも肉 1枚
・玉ねぎ 1/2個
・にんじん 1/2本(100g)
・ブロッコリー 1/4個
・バター 大さじ1
・小麦粉 大さじ3
・牛乳 300ml
・酒粕 30g
・塩、こしょう 各少々
① 鶏肉は一口大に切り、塩こしょうをふる。玉ねぎは幅1cmのくし切りに、にんじんは一口大の乱切りにする。ブロッコリーは塩茹でにしておく。
② 酒粕を耐熱ボウルに入れて600Wの電子レンジで20秒加熱し、混ぜて柔らかくする。牛乳を少しずつ加えてのばし、なめらかにする。
③ 鍋でバターを中火で熱し、鶏肉を焼く。表面に焼き色がついたら、玉ねぎ、にんじんも加えて炒め合わせる。玉ねぎがしんなりしたら小麦粉を加え、粉っぽさがなくなるまで炒め合わせる。
④ ②の酒粕牛乳を加え、混ぜながら煮る。ふつふつとしてきたら弱火にし、ふたをして10分煮る。最後に塩茹でしておいたブロッコリーを加える。
冷めても柔らかい塩麹ポークソテーはお弁当のおかずにもおすすめ。
サラダのドレッシングにも塩の代わりに塩麹を使うとまろやかに。
・豚ロースソテー肉 2枚
・塩麹 大さじ2
・にんにく(すりおろし) 小さじ1/2
・サラダ油 少々
・ベビーリーフ 1パック
・ドレッシングの材料
塩麹 大さじ1
オリーブ油 大さじ1と1/2
酢 大さじ1/2
こしょう 少々
① 豚肉は筋切りをし、塩麹とにんにくを表面にすり込み、最低30分以上、できれば3時間ほどおく。
② フライパンでサラダ油を中火で熱し、塩麹を軽くぬぐって豚肉を並べる。弱火にして3~4分焼き、焼き色がついたら上下を返し、逆の面も弱火で3分焼いて取り出す。
③ ボウルにドレッシングの材料を入れて、泡立て器でよく混ぜ合わせる。
④ ③にベビーリーフを加えて和える。器に焼いた豚肉とともに盛る。
手作りならではのやさしい甘さが味わえる一品。
ノンアルコールタイプのお米と麹だけで作られている
シンプルな甘酒を使うのがおすすめです。
・甘みのないビスケット 60g
・バター 30g
・甘酒 200g
・ヨーグルト(無糖) 200g
・砂糖 大さじ4
・ゼラチン 8g
・水 大さじ2
・ミント、ベリーなど お好みで適量
① ビスケットは厚手のポリ袋に入れて麺棒でたたいて細かくする。バターを耐熱器に入れ、ラップをして600Wの電子レンジで30秒加熱して溶かし、ビスケットに加えてよく混ぜる。
② ①のビスケットを型の底に平に敷き詰め、冷蔵庫に入れて冷やしておく。
③ ゼラチンは大さじ2の水を入れた耐熱の器に振り入れてふやかし、600Wの電子レンジで40秒温め溶かし、温かいうちに砂糖も加え、混ぜ溶かす。
④ ボウルに甘酒、ヨーグルトを入れて混ぜ、③を加えて混ぜてから②の型に流し入れ、冷蔵庫で1時間以上冷やし固める。
PROFILE
アドバイザー : 料理研究家
関岡 弘美さん(せきおか ひろみ)
京都生まれ。出版社で料理雑誌の編集に携わった後、渡仏。料理、製菓、ワインを学び、現在は、雑誌、広告、テレビ等でレシピを提案。都内にて、おもてなし料理とワインの教室を主宰。飲食店のワインコーディネート、出張料理等も手がける。2011年東日本大震災以降、被災地交流団体mother-lineの料理チームとして東北各地で食の交流活動にも携わる。
https://www.h-sekioka.com/
東京・下北沢にある発酵食品の専門店「発酵デパートメント」さんは特徴的な発酵食品を取り扱っているショップ。全国へネット販売も行っています。発酵食品に詳しいスタッフの方に、レシピに登場した3品(酒粕、塩麹、甘酒)について教えていただきました。
[酒粕]
バターなどの動物性のものを使わなくても、酒粕を使うだけでコクや旨味がプラスされます。
[塩麹]
酵素がお肉やお魚のたんぱく質を細かくしてくれるので柔らかく、旨味を感じやすくなります。
[甘酒]
お米由来のからだにやさしい甘さでほっこり。かつ必須アミノ酸も取れて一石二鳥です。
発酵デパートメントHP:
https://hakko-department.com/
PROFILE
アドバイザー : 料理研究家
関岡 弘美さん
(せきおか ひろみ)
京都生まれ。出版社で料理雑誌の編集に携わった後、渡仏。料理、製菓、ワインを学び、現在は、雑誌、広告、テレビ等でレシピを提案。都内にて、おもてなし料理とワインの教室を主宰。飲食店のワインコーディネート、出張料理等も手がける。2011年東日本大震災以降、被災地交流団体mother-lineの料理チームとして東北各地で食の交流活動にも携わる。
https://www.h-sekioka.com/