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マンションのライフスタイルを彩る
様々な情報をお届けします。

マンションでステキな暮らしを楽しむ住人十色

オンタイムは都内で、
週末はリゾートマンションで
過ごす充実の2拠点ライフ。

ウイークデイは仕事をしながら都内の戸建てで暮らし、週末や長期休暇には海に近いリゾートタウンのマンションにステイ。
ファッションコンサルタントの高平英里さんにリゾートマンションでの暮らしや、2拠点ライフならではのオンとオフの切り替えなどについてお話しいただきました。

40代後半で夫と出会い「大人婚」
その後すぐに2拠点ライフに

ウイークデイは都内、週末は海に近いリゾートタウンに建つマンションで過ごす、2拠点ライフを楽しんでいる高平英里さん。
「この生活スタイルをはじめてからますます仕事も楽しくなって」とおっしゃる高平さんは、アパレル関連のお仕事をなさっています。
まずは2拠点ライフをはじめたきっかけを伺ってみると、
「40代後半に夫と出会ったんですけれど、同じ業界で、しかも過去に同じ会社に勤めていたこともわかり、すごく話も合って意気投合しまして、自然な流れで結婚に至りました。お互いに再婚同士でしたし、年齢的な点でも『大人婚』って呼んでいるんですけど、その『大人婚』をして、都内の家で結婚生活をスタートしました。それからしばらくして、夫が『釣りをしたい』と言い出して、海の近くの物件をセカンドハウス用に探してきたんです。でも、その物件は私としてはしっくりこなくて、それから私も一緒にセカンドハウス探しをはじめました」

いくつも物件を見るうちに、今のお宅が気に入ったそうです。
「物件を探していたのは、新型コロナウイルスによるコロナ禍の前で、それこそ毎週末、物件を見にあちこち回っていました。この家に決めたのは、築年数は古かったけれど、内装を根本からやり直していることがわかり、リフォームをする必要がない点もいいな、と思いまして……」

コロナ禍も旅行している感覚で
過ごせたことがありがたかった

セカンドハウスを決めたタイミングがコロナ禍になる前だったこともよかったとおっしゃり、「今思えばこの家があって本当によかったと思っています。気持ちの切り替えにもなりましたし、私は旅行も好きなので国内外、毎年どこかへ行っていましたが、コロナ禍ではそうもいかず。でも、この家があったおかげでリゾート気分になれて、かなり助かりました。外食ができない期間もありましたけど、このあたりは魚はもちろん、野菜もすごくおいしくて、しかも夫はお料理好きで、特に和食が得意なので食にも困ることなく、2拠点になってから夫婦の会話も自然と増えましたし、私たちなりに快適に過ごせています」

セカンドハウスで特に気に入っている点を伺ってみると、
「金曜日の夜にここに来ることが多いのですが、その翌朝、リビングのカーテンを開ける瞬間が好きなんです。さーっとカーテンを開けて、目の前に広がる景色を見ると、疲れがすーっと消えていく感覚がなんともいえず気持ちいいですね。でも、毎週末必ずここへ来ているわけではないし、夫婦別々に過ごすこともあります。そういうゆるい点もいいのだと思いますけど……」

自分と同じ悩みを解決したい
それが「PLUS OTO.HA」の出発点

自分と同じ悩みを解決したい。それが「PLUS OTO.HA」の出発点

高平さんはお仕事も大好きだそうで、
「ここは本当に居心地がいいんですけど、今はまだずっとここにいたい、都内の家に戻りたくないとは思わないんです。仕事も頑張るためにここがある、2拠点だからこそメリハリが生まれて仕事にも集中できているっていう感じでしょうか。この家に来る生活スタイルになってから、気持ちが疲れづらくなっている気がして、結果的に自然と笑顔やユーモアも増えて仕事もスムーズになっている実感があります」

高平さんは、大人の女性に向けたアパレルブランド「PLUS OTO.HA(プラス オト.ハ)」のディレクターも務めていらっしゃいます。
「40代後半になった頃、服が似合わないと感じることが増えて、何度もコーディネートし直して、家を出てからも着替えに戻ってコーディネートを変えて、っていうことがすごく増えてしまって……。それで『50代以上の女性に似合う服を作りたい』と思ったのと、化学繊維に肌が敏感になって、チクチクしたり痒くなることも多くなったんです。年齢によって起こるからだの変化をすごく感じるようになったので、そういう悩みを解決したくて『PLUS OTO.HA』を仕事上のパートナーと一緒に立ち上げました」

撮影時に高平さんが着ているピーコックブルーのワンピースも「PLUS OTO.HA」のもの。とてもお似合いです。

①リビング側から見たキッチンとダイニング。「空間いっぱいに家具や物を置きたくない」とおっしゃる通り広々としたスペースになっています。
②「木のぬくもりが大好きなんです。流木を土台にしたテーブルと白のレザーソファは、この部屋に合わせて購入しました」
③白とブルーを基調にした寝室。「ホテルライクにしたくて」と高平さん。

スペースいっぱいに物を置かず
ゆとりのあるレイアウトが心地いい

スペースいっぱいに物を置かず。ゆとりのあるレイアウトが心地いい

ショーウインドウなどのディスプレイをすることも多い高平さんのレイアウトへのこだわりは、
「もともとスペースにゆとりを持って家具やインテリアを置きたいタイプではあるんですが、この家は、特にスペースの広がりを考えて配置しています」

木のぬくもり感が大好きとおっしゃり、
「ナチュラルモダンのイメージで、木をポイントにしています。都内の家と比べてもリゾート感のあるものが多いですね」

ロケーションも含めたオンとオフの切り替え、心身のリフレッシュやリラックスに住環境が大切であることをあらためて気づかせてくれる素敵なお住まいでした。

MANSION DATA

間取り:2LDK
延床面積:79㎡
築年数:40年
目の前に海が広がる好立地でありながら、都心からのアクセスもいい大型リゾートマンション。レストラン、ホテル、イベント会場などの施設も充実。晴れた日には富士山も見える魅力いっぱいのロケーションです。

PROFILE

ファッションコンサルタント
「PLUS OTO.HA」ディレクター

高平 英里さん(たかひら えり)

ファッションコンサルタント、日本VMD協会正規会員、某大手アパレル業務委託契約、2021年より50代向けのレディースブランド「PLUS OTO.HA」をスタート。プライベートでは、2018年に大人婚をし、都内(ウイークデイ)とリゾート(週末)にて2019年より「DUAL LIFE(=2拠点生活)」を楽しんでいる。いずれはリゾート地を拠点に「スローライフ」をと考えている。

ウォークインクローゼットの中には、お気に入りアイテムがディスプレイされています。「収納というよりディスプレイスペースの感覚で楽しんでいます。ちなみに中央に置いた彫刻は姉の作品なんです」

ダイニングキッチンのキャビネットに飾られた花は、近隣で開催されている朝市で購入。「野菜やお魚だけでなく、花や緑もお手頃価格なので、いつも楽しみに通ってます」

「バルコニーからの眺めに日頃の疲れも癒されます。ここでリフレッシュして、また仕事も頑張ろうって気持ちにさせてくれます」

白を基調にした水回りは清潔感いっぱい。
「ホテルライクにしたいという気持ちもあって、極力、物を置きたくないんです」

「テラコッタの彫刻は両親が親しくしていた作家の木内克氏の作品で、実家に飾ってあったものなんですけど、すごく好きで、もらってきて飾っています」

「このセカンドハウスに置いてあるものは、海や空を感じさせる色味やモチーフが自然と多くなっている気がします。お皿も都内の家で使っているものとはちょっとトーンが違いますね」

「アート全般大好きなんですけど、特にロバート・インディアナの作品は大好きでコレクションしています」。さりげない置き方にもセンスが感じられます。

zoom - up

高平さんがディレクターを務める「PLUS OTO.HA」は、「服が似合わない」「素材によって肌がチクチクする」など、50代からの女性の悩みを解決するための服を提案。「PLUS OTO.HA」の「OTO.HA」は、「大人ハッピー」の略語だそう。着心地や肌触りのいい素材選び、でも高額にはしたくない、着ていてハッピーな気分になれるなど、高平さんのこだわりが詰まっています。インナーや小型ポーチなども人気です。
https://www.instagram.com/plus_oto.ha/

MANSION DATA

間取り:2LDK
延床面積:79㎡
築年数:40年
目の前に海が広がる好立地でありながら、都心からのアクセスもいい大型リゾートマンション。レストラン、ホテル、イベント会場などの施設も充実。晴れた日には富士山も見える魅力いっぱいのロケーションです。

PROFILE

ファッションコンサルタント
「PLUS OTO.HA」
ディレクター

高平 英里さん
(たかひら えり)

ファッションコンサルタント、日本VMD協会正規会員、某大手アパレル業務委託契約、2021年より50代向けのレディースブランド「PLUS OTO.HA」をスタート。プライベートでは、2018年に大人婚をし、都内(ウイークデイ)とリゾート(週末)にて2019年より「DUAL LIFE(=2拠点生活)」を楽しんでいる。いずれはリゾート地を拠点に「スローライフ」をと考えている。