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お部屋のリフォーム

築25年以上のマンションは「見えないところ」の
メンテナンスが重要!

マンションの床下や、天井の中に存在する水とお湯の「管(くだ)」の存在をご存知ですか?キッチンや浴室などの設備や内装のリフォームは検討されても、普段目にすることのない床下を通る「配管(はいかん)」のリフォームの重要性を知っている人は少ないかもしれません。しかし、配管も重要な設備のひとつであり、経年とともに劣化していくものです。築25年以上のマンションは、金属管が使われているケースが多く、サビや劣化による漏水事故のリスクと隣り合わせにあります。万が一、階下に被害が及べば、損害賠償を請求されることも少なくありません。
人間にも、定期検診や人間ドックが必要なように、配管トラブルを防ぐためには、定期的なメンテナンスや更新を検討することが大切です。目には見えなくても、陰から生活を支えている重要な「配管」のリフォームや「換気ダクト」の清掃の大切さについて、今回はご紹介します。

マンションの床下や、天井の中に存在する水とお湯の「管(くだ)」の存在をご存知ですか?キッチンや浴室などの設備や内装のリフォームは検討されても、普段目にすることのない床下を通る「配管(はいかん)」のリフォームの重要性を知っている人は少ないかもしれません。しかし、配管も重要な設備のひとつであり、経年とともに劣化していくものです。

築25年以上のマンションは、金属管が使われているケースが多く、サビや劣化による漏水事故のリスクと隣り合わせにあります。万が一、階下に被害が及べば、損害賠償を請求されることも少なくありません。
人間にも、定期検診や人間ドックが必要なように、配管トラブルを防ぐためには、定期的なメンテナンスや更新を検討することが大切です。目には見えなくても、陰から生活を支えている重要な「配管」のリフォームや「換気ダクト」の清掃の大切さについて、今回はご紹介します。

共同住宅の不具合の1割以上が配管に関するもの

住宅リフォーム・紛争処理支援センターの「住宅相談統計年報 2023」によると、共同住宅の不具合に関する相談のうち、1割以上が漏水・排水不良・異臭など「配管」に関係するトラブルだったといいます。設備機器の性能不足や作動不良、異常音なども割合も高いことから、住宅設備と配管のリフォームやメンテナンスは必須と言えます。

主な不具合事象と不具合部位(共同住宅等)

※リフォーム相談のうち、共同住宅等において不具合が生じている相談1199件に対する割合※回答は複数カウント※結果は一部を抜粋
出典:住宅相談統計年報 2023(28P)
公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター

※リフォーム相談のうち、共同住宅等において不具合が生じている相談1199件に対する割合※回答は複数カウント※結果は一部を抜粋
出典:住宅相談統計年報 2023(28P)
公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター

https://www.chord.or.jp/assets/documents/tokei/pdf/NP2023_WEB.pdf#page=28

階下へ被害を及ぼす前に
「配管更新」で漏水対策を

1980年代まで主流だった「金属配管」は、経年によって腐食しやすく、水圧低下や水の濁りなどさまざまな問題を引き起こします。また、地震によって配管が破損したり、継手が外れたりすれば、漏水事故にもつながります。給水管については鉄管が使われているケースが多く、漏水だけでなく、サビでできたこぶによる水圧低下や微細な鉄粉を含んだ水が出てくることも。
金属配管のサビは、人の体に例えれば、動脈硬化が進行しているような状態。血管と同じように目に見えず、老朽化していてもなかなか気付くことはできません。
人の体も動脈硬化が進めばさまざまな病気の原因になるように、老朽化した金属配管を使い続けることにもリスクがあります。その中で、最も大きなリスクが「漏水」です。
専有部で起きた漏水は、住戸の所有者に損害賠償責任があります。

※画像はイメージです

配管にも「共用部」と「専有部」がある

各住戸(専有部)内の給水・給湯の配管は部屋の所有者に管理責任があります

漏水事故が起きる前に
「配管更新」で漏水を防ぐことが重要です

※画像はイメージです

配管更新で「合成樹脂管」に
交換するメリット

サビのない
清潔な水

漏水事故
の防止

地震による
配管破損防止

資産価値
の向上

こんなサインは要注意!
配管の中はこんな状態かも…

※画像はイメージです

給排水管のチェックポイント

  • 蛇口から濁った水が出る
  • 水の出が悪くなった気がする
  • 同じマンション内で漏水事故が起きた
  • マンションの築年数が25年以上

1つでも心当たりがあれば
配管更新を検討してみましょう

配管更新はどんな工事?

※画像はイメージです

当社がご案内する配管更新は、床や壁に開口部を設け、金属配管を合成樹脂管に交換する工事です。合成樹脂管は、耐腐食性・耐摩耗性・耐衝撃性等に優れ、衛生的な水を供給し、漏水リスクを低減させます。工事期間は1~3日程です。

※間取りやリフォーム状況により、施工方法や工事日数が異なります。なお、実施する場合は、事前調査を行い、開口箇所、配管のルート、復旧方法、お部屋の間取りなどを考慮したプランをご提出します。

※画像はイメージです

配管と水まわり設備を
一緒にリフォームするとお得!

配管更新は単独でも行える工事ですが、設備機器を一旦取り外すため、設備機器も交換する良いタイミングです。配管更新と設備機器のリフォームを別々にすると、割高になったり、一部の管が交換できなかったりする場合もあります。配管更新の際には、水まわり設備も一緒にリフォームするのがおすすめです。

キッチン

浴室

洗面台

トイレ

※画像はイメージです

配管更新は単独でも行える工事ですが、設備機器を一旦取り外すため、設備機器も交換する良いタイミングです。配管更新と設備機器のリフォームを別々にすると、割高になったり、一部の管が交換できなかったりする場合もあります。配管更新の際には、水まわり設備も一緒にリフォームするのがおすすめです。

室内の空気をきれいにする
「換気ダクトクリーニング」

人が呼吸しているだけで、室内の空気は汚れるものです。特に、気密性の高いマンションでは、適切に空気を取り入れ排気しなければ、空気がよどんでしまいます。
マンションには、キッチン・浴室・トイレに換気扇があり、汚れた空気を吸い込みます。その先の空気の通り道となるのが「換気ダクト」です。マンションで換気扇のある場所には、必ず換気ダクトがあります。

プロしか清掃できない
「換気ダクトクリーニング」

キッチン・浴室・トイレの換気扇を定期的に清掃していても、その奥にある換気ダクトまで清掃することは困難です。プロは専用の道具を用いて、換気ダクト内を清掃します。
換気ダクトクリーニングでは、ダクトの奥にある油やホコリの蓄積、目詰まりなどを解消。室内の空気をきれいにします。

※画像はイメージです

※画像はイメージです

空気がキレイになる以外にもある!
換気ダクトクリーニングのメリット

※画像はイメージです

換気ダクトクリーニングは、室内の空気がキレイになる以外にも、カビや結露の発生を防いだり、トイレの異臭を抑制したりする効果も。
さらには、換気効率が上がることにより、夏の室温を下げる効果も期待できます。

換気ダクトを掃除しないとどうなる?

※画像はイメージです

※画像はイメージです

ダクトの汚れやダンパーの故障によって換気不足になると、ホコリ・カビ・結露が発生しやすくなるなど、室内の衛生面に悪影響をおよぼしかねません。空気中に含まれる化学物質や二酸化炭素濃度の上昇による健康被害も懸念されます。ほかにも、排気口周りの外壁の汚れや換気口の異音、トイレの悪臭など、さまざまな被害を引き起こす原因となる可能性があります。

※画像はイメージです

換気ダクト内のダンパーも点検を

ダンパーは、空気の流れを調整する弁のような器具のことです。火災延焼を防ぐ防火ダンパーや風の逆流を防ぐチャッキダンパーなどがあります。

※画像はイメージです

築年数が20年を超えると、サビや故障でダンパーが動作しないことがあり、火災発生時に近隣に延焼する恐れも。被害を抑えるためにも、ダンパーの点検も大切です。

※図はイメージです
※画像協力:株式会社アスカサービス

※「外部排気口が足場のない外壁に出ている」「共同排気設備」「換気扇の種類や設置状況、異音」など、状況により作業できない場合があります。

近年困難になる「雑排水管洗浄」と
洗浄を行わないリスク

雑排水管とは、キッチン・洗面・浴室・洗濯機などトイレを除く排水管のことです。雑排水管は、油汚れや食べ物のカス、髪の毛や石けんカスなどの汚れが蓄積しやすく、詰まりや悪臭が起きやすい場所。定期的な洗浄が欠かせません。
特に、大型のドラム式洗濯乾燥機が普及したことにより、「洗濯機」の雑排水管洗浄が近年困難になっています。

一般的な64cm角の防水パンに納めたドラム式洗濯機の移動ができず、洗浄作業を断念する事例が多発。また、洗濯機と防水パンの間に隙間がないと、雑排水管を高圧洗浄するためのホースも通せないといったことも。

雑排水管洗浄を行わないと、防水パンや排水管にホコリやごみが詰まり、漏水トラブルの危険性が高まります。
もし、漏水事故が発生すれば、該当住戸だけでなく、階下のお宅にも大きなご迷惑がかかることに。大規模な事故になれば、マンションの資産価値低下につながるかもしれません。適切な雑排水管のメンテナンスで、大きなトラブルを防ぎましょう。

洗濯機の設置時に
ひと工夫しておくと安心

直前の雑排水管洗浄時に洗濯機を移動できずに、洗浄ができなかったという方は、次回の雑排水管洗浄までに、洗濯機をかさ上げしておくと洗浄作業がスムーズです。

当社でも、64cm角の洗濯機防水パンをかさ上げできる製品をご紹介しています。

洗濯機を「かさ上げ」することで
雑排水管洗浄を可能に!

当社でご提案するこの製品は、現在お使いの防水パンはそのままに、洗濯機下に設置して高さを約 10cm程度かさ上げするもの。

メンテナンススペースをつくることで、洗濯機を移動することなく、そのままの状態で雑排水管洗浄が行えます。

いまお使いの
64cm×64cmの防水パンは
そのままに‥‥

防水パンの上に
手前に被せるようにして
かさ上げ台を置きます。

雑排水管洗浄の時は
手前のカバーを取り外して作業を行います。

かさ上げ台を設置することで、
大型のドラム式洗濯乾燥機をお使いの場合も、
洗濯機の移動をせずに
プロの雑排水管洗浄を実施できます。

※イラスト・画像はイメージです

洗濯機のかさ上げは
メリットがいっぱい

当製品は、洗濯機の高さが8~9cm上昇し、洗濯機下がよく見える構造です。雑排水管洗浄時の洗濯機移動が不要なのはもちろん、ホコリを防いで掃除が簡単、排水ホースの接続を目視で確認できて安心などのメリットがあります。

前カバーが標準装備で、サイドカバーもオプションでご用意。防水パンをスッキリと見せて、お掃除の負担も減らします。

※イラスト・画像はイメージです

<対応エリア>東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・福岡
※64cm角の防水パンが設置されている場合のみに設置可能です。
※水栓の位置によっては、水栓金具交換などの付け替え工事が発生する場合もございます。

目には見えないからこそ、
配管・換気ダクトは
定期的なメンテナンスを

配管や換気ダクトは、老朽化していてもなかなか気付くことができません。人の体と同じように、「見えないところ」は定期的なメンテナンスが必要です。配管更新・換気ダクトクリーニングで水や空気の通り道を整え、安心して長く暮らせる住まいにメンテナンスしましょう。

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